大雨の予報が出るたびに、武雄市の災害マップを開いてはみるものの、色や記号が多くてどこを見ればいいのか分からなくなる。そんな迷いを抱えたまま台風の時期を迎える方は多いはずです。
地域情報メディア『たけおリンク』のライター、クロです。武雄市に暮らしながら、自分でも大雨の前にマップを開き直す癖があります。
この記事では、武雄市の災害マップで先に見ておきたい場所と、見落としやすい点を順番に整理していきます。
武雄市で先に見たい災害の種類
先に確認しておきたいのは、武雄市には洪水と内水氾濫という似ているけれど別の災害があることです。武雄市は2019年と2021年の豪雨で、この内水氾濫によって約3300棟が床上・床下浸水の被害を受けています。
河川が決壊する洪水と、雨水が排水しきれずに溢れる内水は、色分けされる範囲が違うことが多いです。片方だけ見て安心してしまうのがいちばん惜しいところです。
浸水と土砂災害の違い
浸水は水が溜まる場所の話で、土砂災害は斜面が崩れる場所の話です。武雄市のマップでは両方が別レイヤーで表示されているので、自宅の地形によってどちらを重点的に見るかが変わります。
平地なら浸水、山際なら土砂災害の色を先に確認するくらいの感覚で見ておくと、当日に焦らなくて済みます。
自宅まわりで見たい場所
見落としやすいのが、自宅そのものよりも周辺の低い場所や坂道です。自宅が色のついていない場所でも、通り道が浸水想定に入っていれば動きにくくなります。
- 自宅の色分け
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浸水想定や土砂災害警戒区域に入っているかをまず確認します。
- 周辺の低い道
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自宅前後の道が水路や低地に近いかどうかを見ます。
この二つを重ねて見ておくと、自宅そのものより先に「出られなくなる道」が分かってきます。
避難所の位置だけでは足りない理由
正直に言うと、わたしも最初は避難所の場所さえ知っておけば十分だと思っていました。ただ武雄市の避難所は、災害の種類によって開設されるかどうかが変わります。
洪水のときは使えても土砂災害のときは危険な場所に指定されている、というケースもあるんですよね。避難所名だけでなく、その場所がどの災害に対応しているかまで確認しておく必要があります。
通勤通学で見落としやすいルート
よく迷うのが、自宅と避難所の色は見たのに、その間の移動ルートを見ていないという抜け漏れです。武雄市内は地区によって坂や橋が多く、通れなくなる道が出やすい地形です。
子どもの通学路や、自分の通勤で使う道も、一度マップ上でなぞってみると安心できます。
ため池や河川周辺で見たい点
武雄市はため池ハザードマップも別に用意されていて、洪水や内水のマップとは表示が分かれています。田畑が近い地区や、農業用のため池が点在する地区では、この情報も合わせて見ておくと抜け漏れが減ります。
河川そのものより、細い水路や排水路の近くが弱い場面もあります。地図上の水色だけを追わないことが大事だと感じています。
雨が降る前に見ておきたいところ
雨が降り始めてから調べようとすると、正直かなり焦ります。晴れている日にマップを開いて、自宅と避難所と移動ルートの三点を確認しておくのがいちばん現実的です。
晴れた日に一度だけ見ておくと、あとがだいぶ楽です
よくある勘違いと失敗の場面
意外と知られていないのですが、マップの色がついていない場所を「安全な場所」と思い込んでしまう勘違いがよくあります。色がついていないのは想定の範囲外というだけで、絶対に浸水しないという意味ではありません。
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- 色がない場所を安全と決めつける
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- 版が古いマップのまま確認を終える
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- 避難所名だけ見て中身を見ない
この三つは、実際に地域の話を聞いているとよく出てくる失敗です。版の更新や避難情報は、市の防災・減災課の最新発表を必ず確認してください。
注意点と向かないケース
災害マップの色分けだけで、その日の避難を決めるのは向かない使い方です。あくまで平常時の心構えを作るための資料で、実際の避難情報や通行止めは当日の行政発表を確認する前提が必要になります。
過去の内水氾濫の被害地区も、現在の状況と同じとは限りません。排水設備の整備で状況が変わっている場合もあるからです。
公式情報の確認方法
武雄市の災害マップはWEB版とPDF版があり、防災アプリ「たけおしぼうさい」からも見られます。避難所開設や避難情報の発令は、防災行政無線や市のホームページで随時発表されます。
| 確認先 | 内容 |
|---|---|
| 市WEB版ハザードマップ | 洪水・内水・土砂災害の色分け |
| 防災・減災課 | 避難所開設や避難情報の最新発表 |
電話番号や連絡先は変わることがあるので、利用する直前に市の公式ページで確認する形が確実です。
わたしが最初に確認すること
わたし自身、家族と過ごす時間の合間に、月に一度くらいマップを開き直すようにしています。今週末の空いた時間に、自宅と避難所、そのあいだの道を一度なぞって見るだけでも十分な一歩になります。
子どもの通学路を一緒に確認したときに、思っていたより低い道があって驚いたことがありました。早めに知れてよかったと感じています。
気になった場所をスマホで一枚だけ写真に残しておくと、次に見返すときも楽になります。今日か週末の少しの時間で、そんな確認をしてみてくださいね。












